Myy(ミー)です。
人生半ばにしてメルボルンへ移住。メルボルン生活もセカンドステージへ突入。
素敵なカフェやレストラン、メルボルン生活情報は”皆無”のMyyのロバ耳ブログです。



クリッスマス

 

気が付いたらもうクリスマスまで一カ月じゃぁないですか。

日本はどんどん寒くなってきてるんでしょうね~。 はっときづいたら今年ももうこんな時期、ってことで週末はいよいよ面倒なプロジェクトに着手しましたよ。


え?なにって?


クリスマスプロジェクトですよ。

つまらないでしょ~?


まずは5キロのターキーをお肉屋さんで予約。そして今年はちょっとつくるのがおそくなったかも?のクリスマスケーキを焼きました。

 
完成イメージ・こんなの↓

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このフルーツたっぷりのケーキ、これからクリスマスまでの間ときおりブランデーを

しみこませながらゆっくり熟成(?)させ、クリスマスの1週間ぐらい前になったらまずはマジパンで回りをしっかりくるみます。
その後マジパンがある程度乾いたら今度はたっぷりとアイシングでコーティング。でもって最後にフォンダンで飾り付け。

週末はまずこのフルーツケーキ部分を作ったわけですが、これオーブンでトータル4時間半も焼くんですよっつ!奥さんっつ!

毎年このクリスマスケーキを焼く時に思い出すことがあります。

 

むか~し勤めていた渋谷のとある会社で。 Myyは外人ばかりの部署でオージーの上司のもとで働いていました。このMyyの上司メルボルン出身の日本語完璧なおじさんで、今思えばここでも実はメルボルンとの縁がうっすらと見え隠れしてたのかも、と思うけど。


この上司の日本人の奥様が、この時期になると毎年このフルーツたっぷりのクリスマスケーキを焼いてオフィスに届けてくれてたんですね。あの時は、へ?こういうのがクリスマスケーキなの?ふ~ん、、っという感じでありがたみもなくお味見させていただいてましたが、部署内のオージーやニュージーがみんなすごく喜んでこのケーキをありがたそう~に食べていたことを思い出します。


奥様のケーキは、なかなかオージーでも作れないすごいケーキだよ!作るのすごく大変なんだよ~とみな口をそろえて言っていましたが当時はまったくピンとこなかった。

 

でも今そのケーキを自分がここで毎年焼くことになるなんてねぇ~。不思議なもんです。

良妻賢母という感じの素敵な奥様だったのですが、旦那がオージーだけど英語が全くダメ。でも旦那の家族とも話したいし、できないままじゃだめでしょ、頑張りたいのよ~

と言ってたけど、家では英語禁止令が布かれていたそうな。


なぜかって、、この上司、家以外でたくさん日本人のあやしい、難解な英語をきいてストレスがたまるんだから家でぐらいゆっくり日本語でストレスフリーな会話をさせてほしい、ってのが理由だったらしいんですけどね。

 

あら、ちょっとムカつく。

実はね、先月日本に行ったとき、ある日の夕方渋谷の駅構内を歩いていたらなんとこの上司とすれ違ったのですよ。
いやぁ、ほとんど変わりがなくてすぐわかったわ~。20年以上も前の時代の上司なんでねぇ、、ちょっと話しかけるのは勇気が必要。Myyはかつての上司を3度見くらいしたけど彼はそのまま人ごみの中に消えていきました。

 

私今メルボルンに住んでるんですよっていったら驚くのかね~。奥様は今年もクリスマスケーキを焼いてるんでしょうか。

 

いろんな思い出や感情が心の中を行き来する今日この頃です。