Blue
おはようございますみなさん。今日は久しぶりにすばらしくBlueな日。
...って、なにもこれはオーストラリアの空が青く美しいわけでもなく、寒くて雨がよく降るメルボルンの気まぐれな天気に憂鬱になったわけでもないのです。
オーストラリア特有のスラングで、口論とか喧嘩とかをBlueというんですな。
ArgumentといいたいところでかわりにBlueを使えばオーストラリア風となるわけです。
昨晩くっだらないことを発端にJさんとBlue。くだらないことが発端ではあるけれど、言葉の端々からとれるおっさん(Jさんの意。しかし以下今回につきすべておっさんと呼称)の基本的な人間としての考え方のようなものがびしびしと感じられるし、またそれをきっかけにMyyの頭のなかでどんどん思考が育ってしまってもうおっさんの全人格を否定したくなってしまうんですな。
向こうがどう思ってるか知らないけど、今朝の態度からするとどうせ向こうもムカついてることでしょう。
最近ダイエットプログラムに基づいた理想的な朝食ということで、二人とも朝はゆで卵を一つ食べることにしている。だいたいいつもMyyが殻をとってあげておっさんは食べるだけなのですが、今朝はすでに昨晩準備しておいたゆで卵のうちの一つをおっさんがあのでかい手で、不器用そうにムキムキしていました。
いやぁ、鶏の卵のはずなんだけどまるでうずらの卵の殻むいてるのかと思いましたわ。さすが不器用なおっさんのゆで卵は白味がボロボロにくずれてしまっていて黄身が顔をだしていました。で、おっさんが四苦八苦している間にさくっともう一つの殻をつるりとむいてしまったMyyは、いくらおっさんにムカついているとはいえ、ここは歩み寄りをしよう!と思って、“こっち食べれば?”ときれいなほうのゆで卵をお皿にのせておススメしたのに、おっさんひとこと“別にいい”だって!ラブラブでしょう?
でもこっちも言った手前、ああそう、ってすぐには食べられないのでおっさんが格闘中の白味がボロボロになっている卵をむき終わるのを待つことにした。そしたらおっさん、まだ若干細かい粒子のような殻がついているボロボロ卵を一口でたべてなにも言わずにスタディルームへ行っちゃいましたよ。それから数時間まだ何も言葉かわしてませんな。いやぁうちらほんとにラブラブだわ。
相手を変えようとしても100%無理だってことはもういやというほどわかっているはず。だからこっちが考え方を変えて付き合い方を変えるしかないってのも十分承知。いままでの仕事の付き合いや人間関係のなかで十分学んだはず。
でもそれがなかなかできないのは、その相手が一番身近な他人だからでしょうか?そしてその相手は、もしかしたら私のなかのもう一人の私なのでしょうか?