Myy(ミー)です。
人生半ばにしてメルボルンへ移住。メルボルン生活もセカンドステージへ突入。
素敵なカフェやレストラン、メルボルン生活情報は”皆無”のMyyのロバ耳ブログです。



We are young and free

遅ればせながら、、、

皆様明けましておめでとうございます。どうぞ2013年も相変らずによろしくお願いします。

昨年12月最後の日、しんみりじっくり2012年を振りかえって一人静かに反省などしてみようかと思っていましたが、やっぱりそういうのっていうのは静かに寒い日本の冬の大みそかだからこそできるもの。夏らしくなってきたメルボルンではなかなか厳粛な気持ちにはなれずだらりと過ごしていましたが、それでもこの一年無事に過ごせたことに感謝しつつ、スイミングプールに浮かびながら2012年をサクサクサクッと振り返ったりしていました。
クリスマスから新年にかけてのホリデーは、家族や近所の人々友人知人と交わる機会も多くなりいろんな人に会うごとに、いやぁ、、これぞオーストラリアンファミリー!ってことあるごとに思っていましたなぁ。

オーストラリアンファミリーとは?
それは祝い事の度にお酒を飲み年齢性別関係なしに家族ぐるみで羽目をはずす人々の集団。


、、、、あつ、いやそうじゃなくて、

オーストラリア国家とおなじく多種多様な国籍の人達が、居住をともにすることによってひとつのまとまりを形成した親族集団だなってこと。。。

 

そもそもここは移民の国なんだから別にいまさら感心することでもないけれど、それでもお父さんイギリス人、お母さんイタリア人、そして生まれたオーストラリア国籍の子供の家族、とか、ニュージーランドからオーストラリアに移住してきたお父さんポーランド人、お母さんイギリス人、子供ニュージーランド国籍の家族、でみなさんそれぞれ持ってるパスポートが違う。。。とか、そんな家族ばっかりみてると、日本で育ち、しかもバリバリに昭和の教育を受けているMyyにとっては、感覚的にその家族の成り立ちとか文化的背景をつかむのにちょっと時間がかかるときがあるのですよねぇ。


ま、それだけのことだったらそれはそれで別にややこしくないな、とも思うのですが、そういう家族の両親がそれぞれ離婚して、また別の家族からやってきた分裂分子とくっつくと、親レベルではさほど悩まないけど子供レベルになるとなんとなく、日本的感覚から思う家族っていうイメージよりも、まさに、“居住をともにすることによってひとつのまとまりを形成した親族集団”っていうのがぴったりな気がしてくるのですよ。

一般的に、オーストラリアの離婚率は50%といわれていて、はじめてこれを聞いた時は、すごいわね、と思いましたが、はっきりいってMyyのまわりをみていると50%じゃなくて90%じゃないの?といいたくなるくらいみなさん離れてますよなぁ。でさらにまたこういうのにプラスして、結婚はしていないけど、結婚しているのとほとんど同じ状態&権利の発生するデ・ファクト関係(フランス式のあれね、って思ってもらうとわかりやすいかも)っていうのもあるしね。。。。あ、そのまた逆でなんらかの理由により法的な結婚は継続しているけど実質結婚生活はなく、それぞれに別のパートナーがいるっていうパターンもあるし。

 

なんかクリスマスみたいな祝い事で家族や友人知人で集まる、とかなるとこういう人々が一気にうわ~とあつまるわけで、後日その時の集合写真とかみながら人間関係を線でつなごうっておもうと、複雑にからまった線が何本もできちゃったりするのですよね。


だって、この子のお母さんとお父さんはこれ、でもこの子を生んだお母さんはコッチ、でもってそのお母さんの父親違いの子供はこちらのこの子。でもってお父さんはこの人だけど、そのお父さんとお母さんはもう離婚しちゃってるから、こっちのこの女の人がお父さんのパートナー、、、みたいな感じ?

でもそういうのがぐっちゃぐっちゃのドロドロの人間模様なのかというとそうでもない。それぞれの心の中にはいろいろな感情があるとは思いますが、集合体全体としてみてみるとそれなりにみんなの気持ちがうまい具合に溶け合った(・・・かのような)フレンドリー(・・・であるかのような)空間が出来上がっています。


でそういうのをみるにつけ、こちらのみなさんいろんな意味でタフ!だし明るいよなぁ~。。。と思うのでした。

Jさんも御多分にもれず50%組(しつこく個人的には90%じゃ?と思いますが)に入っていますので、さすがに上記のようなところまでの複雑さはありませんが、ある程度Myyもこのオーストラリアンファミリーの一構成員です。

なんていうか、、、いままでの人生でずっと考えてきた家族の在り方!のようなものとはだいぶイメージの違った家族関係ができつつありますが、なんかそれはそれで目から鱗っていうか、、、。どちらかというと今まで家族っていうのは努力しないでも人間関係が成り立つもの、という気がしていたのですが、今はひとつのまとまりを形成する親族集団の維持継続には努力が必要なんだなぁ~と思うのでした。
でオーストラリアの皆さんといえば、それなりに大人も子供もこういう努力してるように見えるし、そういう努力ができるのはやっぱり皆さん若くて!自由で!タフ!だから!だよね~と。

まさに、オーストラリア国歌Advance Australia Fairの最初の部分のとうり we are young and freeという気がしてならないのでした。Australians all let us rejoice, For we are young and free~♪
 

ま、でもFreeっていいようで曲者だけどね。とくにこんなに移民難民が多い国では。。。
そんなんは
またの機会に愚痴るよ~。

それでは皆様!

遠くはなれた南半球におりますが今年もどうぞよろしくお願いします。

Myy