Myy(ミー)です。
人生半ばにしてメルボルンへ移住。メルボルン生活もセカンドステージへ突入。
素敵なカフェやレストラン、メルボルン生活情報は”皆無”のMyyのロバ耳ブログです。



続・チラシの裏的な話

ぁあ~、なんかふざけたおっさんのことを思い出したら、脈略なくほかにもいろんな人を思い出してしまったので書いてしまいます。やはり仕事の関係の50代前半の女性で、高額なファッション関係のお品を扱うショップのオーナー。そのお店のお客さまもある特定の業界の人が多くて、なんていうかお嬢様&奥様ばかりを相手にお商売していらっしゃるOさん。頭にきた!とか嫌なオバハンだった!とかではないんだけど、当時ほんとにOさんとの仕事上でのおつきあいではがっくりさせられることが多くて疲れた。

繰り返しますがOさんは決して嫌な人じゃやないんですよ! むしろ人がいい、話好きで、気持ちも体力もかなり実年齢よりお若くてだれとでもすぐお友達になってしまうタイプの方。出会う場所や状況が違ったら、あら、さっぱりしてて付き合いやすい方だわって思ってたと思う。

でもね、なんていうんでしょうか、、、そんなOさん、すべてが“主婦”感覚。

主婦がわるいといっているわけではないし 家庭内でのことだったらああいうのもアリなんだとおもうんだけど、なんつーか仕事のやり取りなんだけど、まるで近所のスーパーのチラシを突き合わせてどこの店が大根安いかしら?!奥さん、今日はこっちの店のほうが10円やすいわよ!あらでもこっちはポイント2倍デーよ!とかいう話をしている気分にさせられることしばしば。そりゃあねぇ、、、経費節約も大事なんだけどサ。

Myyはそのおばさん(もういいか、これ以降おばさんでいきます)の店に商品を納入していたので、きまった時期におばさんの店からの支払を受け取っていたんだけど、普通に銀行口座へ振り込みしてくれるのかと思いきや、振り込み手数料が“無駄”だからMyyさん集金にきてぇ~!って。

これ普通ですかね?そんなに交通費がかかる場所ではなかったけど、その店に行く時間、交通費、等々Myyだって経費かかってるんだけどさ。それってはっきりいって現金に換算したらその“無駄”な振り込み手数料の何十倍?って思うけどさ。

ま、でも、お店の様子を見に行くってことも必要だから、集金はついでね、つ・い・で!と言い聞かせ、たいしたことではないと思うようにしてたさ。


それから、こんなこともあったな。

ある日、相談したいことがあるので店に来てくれないか?この日のこの時間でお願いしたい、とメールがきた。 一人で接客からなにから店を切り盛りしているおばさんの都合を優先させてMyyはそのおばさん指定の日時で了解し、当日店へ向かった。

すると一体全体どうしたことでしょうか?店のドアにはかっちり鍵がかかっていて静かなご様子。もしかして急な用事でちょっと店でなきゃいけなかったのかもな、5分から10分ぐらいこのまま店の前でまっていよう、と思ったMyyはそのままドアの前で待った。10分まってもなにも変わらない。これはおかしい。おばさんの携帯に電話すると留守電。

えぇ~ちょっとまってよ私が時間まちがった?いやまちがってないよねどうしよう~。私だって予定あるし、、、と思ったその時にMyyの携帯へおばさんからのメッセージが届いた。急な商談で六本木まででかけていた。今店にむかっている。只今麻布を過ぎたところ。大変もうしわけないがもう少しまっててちょ!という内容。

ソウッスカ、しょーがないっすね。また別の日に出直すのはもっと面倒。では待っていましょう。でもまあ、約束の時間を過ぎたこの時点でこういうメールを送ってくるよりも、六本木の予定が入った時点で、今日はこのような状態となったので約束の時間を変更してほしい、とか、もしくは、約束の時間のちょい前に、今こんな状態でいるのでわるいがちょっと待っていてほしい、とか時間変更してほしい、とか、そいう連絡をくれるのがフツーだと思うけど、ちがうんスかね?

でもね、この話まだ終わりませんよ~。

おばさんの行動にはなんか納得いかないながら、六本木、麻布、ということから、帰路の交通手段や時間が容易に想像できるMyyは、だいたいこの時間には店にもどってくるな、という時間をみはからって店に戻ってくることにした。その間約30分から1時間ぐらいの間でしょうか?飲みたくもないコーヒーを飲んで時間をつぶし、もう戻ってるはずでしょ!という時間に再度訪問するとまたもや留守。でももうこの時点ではぜったいおばさんがかえってくることはわかっていたので、我慢してまたドアの前でまっていた。

そしたららしばらくして、とおくから満面の笑みを浮かべたおばさんが余裕綽綽でこちらにあるいてくるのが見え、Myyに気が付くと、“Myyさぁ~ん、ご免なさいおそくなっちゃってぇ~”とぶんぶん手を振りながら近づいてくるではないですか。
まずMyyはその何の疑いもない屈託のない笑顔にやられましたな。だってなんでこの状況で笑っていられるのか。普通お待たせしてすみませんっつ!って申し訳ない顔するでしょ!それに歩いてないで小走りするでしょ!小走りですみませんっつ!<(_ _)>じゃないの?


おばさん : “ごめんねMyyさんおそくなっちゃって。あのメールした時はバスのなかだったのよ”


Myy : (なヌ?バス?)


おばさん:あのあと渋谷までいくバスがすごい渋滞しちゃってなかなかすすまなくてさ


Myy ええ?バスで移動してたんですか?だって地下鉄のほうが早くて楽じゃないですか?”(なに言ってんのこの人?なんで急いでいるときにぶらりバスの旅みたいなことやってるのこの人?なになに?なんなの?)


おばさん: そうそう、そうなんだけどね!バスで渋谷まで行ってあとは電車で移動したほうが 何十円か安いのよね(おばさん満面の微笑)


Myy : 。。。。。。。。。。。。。。。

 

約束の時間の時点でまだ六本木を出たばかり。そしてその時点でMyyが店の前で待っているということをしりながらたったの数十円安いからといって、あえて時間のかかる方法で帰ろうと思うその精神。

そしてそれをなんの恥じらいもなく、疑いもなく、むしろ自慢げに話すこの人って一体全体なに者?やっぱ人のことをゴミだと思ってんだろうなぁ~。それ以外考えられない。

 

ま、世の中いろんな人がいますな、というお話でした。